アマチュア無線運用復活
住んでいる場所でのアマチュア無線運用は2006年の大阪単身赴任以降は休止状態だった。運用するといってもせいぜいハムフェアの会場でハンディ機を使って電波を出す程度。以前何本か上げていたアンテナもすべて下ろしてしまい、無線機と電源とのコードやマイクラインもすべて撤去。311の地震でほとんどの無線機がラックより放り出されて床に落下し、その後の動作確認も全く行っていない状態だった。
ただ、1台だけ大阪でEchoLinkノードを開設するために持ち出していた無線機(FT-7800)が無事で、これと窓の手すりにセットしたモービル用アンテナを使ってとりあえず430FMで運用を再開してみた。この設備でここ2週間ほぼ毎晩CQを出していて、多いときには一晩で5局ほどと交信いただいている。
アマチュア無線を再開するにあたって無線機以外でも準備が必要だった。
一つはQSLカード。これは数年前のハムフェアで購入したカード用紙(といっても両面白紙)があるので、Mac(Pages)で製作し、ENVY-110で50枚ほどプリントアウトした。
次にログ管理ソフト。いままでは開局したての頃(1991年)にMS-QuickC 2.0で作ったMS-DOS用プログラムを使っていた。ただこれはWindowsが無ければ動作ぜず、いま使っているのはほぼ100%Mac環境なので思い切って新たに作成することにした。ログデータそのものは1行1QSOのテキストファイルで、交信局数がのべ6万局ほどなので、そのまま6万行のテキストファイルとなっている。このファイルを読み込んで検索したりQSO中に打ち込んだデータを追加したりするプログラムをRubyで書いた。
一応通常のQSOには使えるようになったけど、コンテスト時のログ入力と到着QSLカードの管理が現時点での課題。あと、現状コマンドラインとvimとの組み合わせで動作する形になっているので、これをWeb化してスマホなどからログ入力や検索ができるようにしてみたいと思っている。