iPad miniとKindle Paperwhiteを近づけるとKindle側のスリープが勝手に解除される

最近外出先ではKindle Paperwhiteを触ることが多い。でも、iPad miniも一緒に持ち歩いている。
Kindleはカバンに入れるときにスリープ状態にしたはずなのに、カバンから取り出すとなぜかスリープが解除されていることがここ数日で何度かあった。最初はKindleのスリープボタンがカバンの中の何かに当たってスリープが解除されたのかと思ったのだけど、ボタンは筐体下部にあってちょっと硬めなので、スイッチが作動する可能性は低い。原因はよく分からなかったのだけど、きょうたまたまiPad miniと重ねたときにKindle側のスリープが解除されるのに気づいた。この様子を撮影してみた。


(スリープ中にスクリーンセーバーの画像が表示されるのはKindle Paperwhiteの仕様。この状態では電気は消費されない)

この動画ではアップルのSmert CoverをiPad miniに取り付けているけど、カバーを取り付けない状態でも同様だった。またiPad 第3世代(カバー無し)でも同様だった。スリープが解除されるのはいずれもKindle側で、iPad側のスリープが解除されることは無かった。iPadの代わりにRetina Macbook Pro 15インチで試すと、Kindleのスリープが解除されることは無かった。

Kindle Paperwhiteは純正のカバーでiPadのようにスリープのコントロールが可能となっている。両方とも磁気を利用する原理で、お互いを近づけることで誤作動した?
Kindle Paperwhiteは電池の消費は少ないけど、仮にフロントライトの設定を最大にしたままスリープ解除されて長時間気づかないでいると結構電池は減ってしまうだろう。対策は物理的に距離を確保するくらい...かもしれない。iPadKindle両方を使う方は要注意。