nottvモニタを終えて

きのうで私のnottvモニタ期間(2週間)が終了した。簡単に書いてみる。
モニタ機はタブレットスマホの計2機種から選択でき、前のエントリにも書いたけど私はスマホ(SH-06D)を選んだ。場所は都内で窓から東京スカイツリーが見える部屋のせいか、室内でもアンテナを収納した状態で安定して受信できる。大きな画面で画質は確かにワンセグよりは良いけどそれほど綺麗というわけでもない。コントラストが確保されておらず絵の密度感が低い印象。以前購入していまでも使っているソフトバンクモバイルのフルセグチューナーをiPhone4Sで視聴する方が遙かに綺麗に表示してくれる。
感度に関しては外で使ってみると思っていたよりも入感状態が良くない。アンテナを収納した状態だとうちの近所(渋谷区)でも画面がフリーズしたり受信不可と表示されたりする。アンテナを伸ばしてもちょっと不安定。現在のワンセグ(東京タワー)よりも遙かに高所のアンテナ(東京スカイツリー)から送信されており、かなりの悪条件でも安定して受信できるというのがnottv(というかmmbi)の大きな(唯一の??)売りだと思っていたので、これは意外だった。山手線に乗って試してみると通過する場所によっては全く受信できなくなる。SH-06Dにはワンセグ機能もあるので受信感度を比較してみたかったのだけど、残念ながらモニタ機のワンセグ受信機能はブロックされていたので試せなかった。いずれにしても通勤などでも利用はちょっと厳しい印象。
リアルタイム放送のチャンネルは時間帯によって2つあるいは3つで、私が見るのはニュース専門チャンネルのみ。蓄積放送についてはモニタ期間中は番組案内と音楽クリップ番組しか蓄積されず、全く見ることは無かった。
モニタ機の電池の持ちが悪くて、何も視聴しなくても1日経つと電池が無くなるので外で視聴は最初の数日間以降は諦めた。部屋で充電台に本体をセットしても充電中を示す赤ランプが充電完了表示となることが無く、常時充電状態で本体も熱を持ち ちょっと怖くなってきたので使用開始3日目以降は電源オフ状態とし、ほとんど使用しなくなってしまった。モニタ機はドコモによってブロックされている機能が多く、Twitterなどとの連携を楽しむことも出来なかった。モニタ申し込みにあたってドコモ契約者以外であれば本人確認資料まで送付させているのだから、利用できる範囲とそれを逸脱したときのペナルティーをモニタ規約で明示し、機器自体の機能的な制約は最小限にして欲しかった。

ということで、良い面を見いだすことができずにモニタ期間が終わってしまった。

最後に、昨日の夜にモニター機を返送するためにコンビニに持ち込んだら、伝票記載の不備で取り扱い不能ゆうパックのコンビニ発送では住所情報が必要なのに、モニタ事務局が印刷した伝票は郵便番号のみの記載だった)。うーん、この事がnottvが現在置かれている状況を象徴しているような気がする。