プログラマで居続けること

しばしば「プログラマ35歳定年説」がいわれることがあります。確かに私の周辺でも30代後半くらいから「めっきりプログラミングしてなくて」という情けない「元プログラマ」が増えていますが、それは能力の低下というより社会的な事情でしょう。優れたプログラマの価値をそれほど認めない日本のIT業界で、年功序列制度による賃金上昇と、職業的価値のバランスが取れなくなる年齢が、35歳くらいということなのでしょう。

わたしのほうは、もう引用記事で書かれている「定年」を遙かに超える年齢になった。もちろん現在でもプログラムを書けるし、プログラミングが大好き。これからもプログラマで居続けるためには、組織の中でもあらゆる手立てを使ってプログラマであることを貫き通さなければならない。残念ながら現在所属している組織ではとても難しいのだけど、今の私にとって何よりも重要なこと。そのための努力を続けていきたい。