テレビ局が支払う電波利用料

東京の家を「無線機の常置場所」としてアマチュア無線局を開設しており、電波利用料を毎年納めている。金額は1年間で500円。これが10月1日から300円に値下げになったようだ。
関東総合通信局のウェブページからリンクされている電波利用料利用料料額表(PDF)を見てみると、アマチュア局以外の無線局でも料金が改訂されている。テレビ局関係で見てみると、デジタル局で7,400円、アナログ局で25,700円だったのが、経過処置を経て大幅値上げとなる。たとえば、10KW越のデジタル局の場合、最終的には3億6千万円に改訂される。
「テレビジョン放送をするもの」以外の無線局は、以前より高額であるケースもみられ、いままではテレビ局が優遇されていたと見てとれる。(地デジ普及のため?)
3億6千万円が妥当かどうかわからないけど、テレビ局が商用で6MHzもの帯域を大出力で24時間占有するのに対して、おそらく1日に平均5分も電波を出しておらず、営利目的通信禁止・小出力であるというアマチュア局の15倍とか50倍しか電波利用料を払っていなかったいままでの状況に疑問符を付けるべきなのかもしれない。