P905iTVいろいろ

P905iTVをしばらく使っていろいろと感じたことを書いてみる。

  • クローズ時の液晶表示

P903iTVでは、本体を折りたたむとワンセグ再生中でも液晶表示のみがオフとなり、音声は引き続き流れていたので、歩きながらでも安心して音声のみを楽しめたのだけど、P905iTVでは横表示に切り替わるだけで、液晶表示オフの方法が判らない。歩きながらワンセグの音声だけを聴くことが時々あり、この時にP905iTVだとポケットの中でも液晶表示されていることになるので、電池パワーがもったいない。
【2008/11/30追記】液晶を消灯する方法を見つけた

  • 中断箇所からの再生

ビデオ再生関連で一番うれしかったのは、ワンセグ録画視聴で「しおり」を使わなくても以前停止したポイントを覚えていて、次に再生するときには続きから再生してくれること(先頭からの再生も可能)。外出先でのちょっとした時間で録画番組を視聴し、その続きをまた別のちょっとした空き時間に...という視聴スタイルでは、P903iTVではしおり登録の操作が煩雑だった。以前使っていたパナソニックのDVDレコーダが再生中断の位置を覚えなかったので、これはパナソニック録画機のポリシーかと半分あきらめていたのだけど、P905iTVでは実現されていてうれしい。終話キーで強制的に再生を終了してもちゃんと覚えてくれるので、しおりや復旧しおりを使うことは無くなった。

  • メール操作時のキー先読み

メール操作は、概ねP903iTVと同じような操作性。ただ、一部シーンで先読みが出来なくなっている。具体的にはメール作成途中で「保存」を選んだ後にすばやく終話キーを押すと、P903iTVでは画面遷移がちょっともたつく状態でも待ち受け画面まで勝手に遷移するのだけど、P905iTVでは「保存BOX」表示に戻るのを待たないと終話キーは有効にならない。保存メールをメモ帳代わりに使っているので、操作性が少し悪くなった。

P903iTVと違って裏面がでこぼこしていないせいか、Edyでもその他のICカードサービスでも認識がスムースになったような気がする。

モバイルWスピードの効果は、よく判らない。言われてみればなめらかになったような気もするけど、シーンによってはあまり効果がないような気もする。でも、長時間視聴して目の疲れをそれほど感じなくなっているので、効果はあるのかもしれない。あと、P903iTVで縦横表示を切り替えると一瞬音声が中断したけど、P905iTVではそのようなことは無くなった。Bluetoothは、ソニーのDRC-BT15Pを購入して試してみた。ペアリングはスムースに完了。ワンセグ視聴や録画番組視聴も問題なくできた。リモコンからはP905iTV側とは独立した音量の操作やチャンネルの切り替え、早送りや早戻しの指定が可能。音楽や通話関連は未確認。1時間ほどワンセグBluetoothで視聴すると、裏側の電池部分が結構熱くなった。

  • ちょっと気になる現象

microSDでの録画済み番組データ(上書き指定)をデスクトップに貼り付けた状態で上書き録画が実行されると、デスクトップからアイコンを指定しても番組は再生されず「microSDが挿入されていません」と表示されてしまう。この状態でもmicroSD上の他のコンテンツは問題なく再生できるので、少なくともmicroSDは認識されている。メッセージ内容がおかしいし、本来は上書きされた番組が視聴できるようにすべきだ。ただ、当方は推奨外である8GBのmicroSDを使っており、2GBのメディアなどでは試していないので、不具合かどうかは判らない。

  • その他

P905iTVは、ワンセグ携帯最大サイズの液晶搭載ということで、それなりの重量と厚みがあると思われるかも知れないけど、実はスペック的にはP905iよりも薄くて軽く、店頭で両者を手に持ってもそれを実感できる。(P903iTVの時はP903iの方が薄くて軽かった)興味がある方はぜひお店で確かめていただきたい。