その先を示してほしい

【タイトル改題】

参加者は十五秒の自分の避難位置を確認して庁舎前ロータリーまで避難したが、ほとんどの職員が十五秒では避難できなかった。岡村幸四郎市長は「地震のときは避難より机の下などに隠れる方が安全なのかもしれないが、あえて十五秒でどこまで避難できるか確認していただいた」と講評で話した。

 訓練後、到達位置に関するアンケート調査を実施。今後、消防計画などに反映させる。市災害対策室では緊急地震速報受信システムの来年度設置を目指している。

このニュースは昨日のNHKで知った。例え「あえて」でも、たった15秒で市庁舎から建物の外に避難させようとするのは非常に危険。我先に逃げようとして階段や通路で将棋倒しが発生してけが人が出てしまう。それよりも突然「あと5秒」と流れたときに「どの場所に居る人はどのようにすべきか」をじっくり考え、普段から来訪者にも告知する方がずっと良い。「あえて」このような事をしたのであれば、その成果をどのように生かしていくのかというロードマップを示してほしい。