キーボード配列

いままでずっとJIS配列の「日本語キーボード」を使っていたけど、一週間ほど前から英語キーボードに切り替えた。機種はPFUHappy Hacking Keyboard Professional2で、梅田ヨドバシで購入。最初から英語配列での入力が目的だったのではなく、コンパクトで高品質なキーボードを探したらこの機種になった。RealForceもキータッチはよかったのだが、ファンクションキーや記号を入力するときの手の移動量が大きく、手首や指が疲れてしまう。指の運動量がより少なく、かつ永く使えそうなキーボードをいろいろと探し求めていたら、HHKB2Proにたどりついた。

初めてキーボードに触れたのは今から30年以上前、オリベッティーのLetteraシリーズタイプライターだった。ちょっと打ってみてタイプライターというのもに興味を持ち、お小遣いをためて安い機種を購入。そのときのキー配列は、いわゆる「欧文配列」で、シフトとともに2を押すと「@」が印字されるものだった。数年後に初めて触れたフルキーボード付きのマイコンであるTK-80BSのキーボードがいわゆるJIS配列となっており、最初とまどった記憶がある。それ以来30年間ずっとJIS配列のキーボードばかり触ってきたので、もう指が記号類の位置を覚えてしまっているのだけど、やはり効率的な入力を優先させたい....ということでHHKB2Proを選び、タイプライタ型のキーボード配列(特に記号の部分)を改めて覚えてみた。記号類の配列は日本語キーボードと比べてシンプルなので覚えやすい。特に右側に集中している記号類の配置はすぐに覚えてしまい、あとは指が慣れるのを待っている状態。

HHKBPro2は、キートップが無刻印の機種も販売されており、一定数出荷されているようだけど、このコンパクトさとシンプルさならば完全なブラインドタッチも十分実用的だなと感じた。
単独のファンクションキーが無かったりカーソル移動もFnと同時に押す必要があったりと、100%unix使いではない私にとっては最初はちょっと大変だったけれど、慣れてくるとこれでもよいかなと思えるようになってきた。(現在、使用開始して一週間ほど)とりあえず一台のHHKBPro2を家と職場で使うためにかばんに入れて持ち歩いている。