健康とは何か?

同年代の方々のブログを拝見すると、腰を痛めたとか体調が悪くなったとか入院したという書き込みが最近目立つ。私も時々体調を崩して寝込むことはあるけど、大病と診断されたり入院したことは、ここ25年間以上無い。私の年代特有の病気とも現時点では無縁。赤ん坊の頃は非常に弱くて入退院を繰り返し、生死の境をさまよったこともある(と、両親から聞かされているが、覚えていない)。学生時代も弱くて、大学を出るまで何度も入院したのだけど、そのときの病気も完治し、社会に出てからはこのような事は無い。非常にありがたいことだ。
健康はかけがえのないものだけど、人は老いて必ず何らかの病にかかる。仮に病気になったとしても、行動や最低限思考の自律性が阻害されないのであれば、自分の人生の目標を目指すのに差し支えはない(はず)。「不治の病気になったら人生おしまい」とか「体が不自由になったらおしまい」ということをよく聞くが、このような考え方だと、健康である日々は怯えて、健康を害してからは落胆にくれて生活することとなってしまう。不治の病気にかかるのも人生の一部、仮に体が不自由になってもそれも人生の一部、大切なのは人生そのもの...という考え方でこれからも過ごしていければと思っている。
【追記】正直言って、いま健康だから書ける台詞なのかもしれない。でも自分がいざ健康を損ねてもこの考え方は貫きたい。