阪急梅田よりも京王線新宿

大阪に来て驚くのはいろいろな都市インフラ。都市の規模としては東京よりも一回りも二回りも小さいのだけど、個々の施設をみると驚かされることが多い。地下街は、間違いなく東京よりも発達している。特に4つの「駅前ビル」を含めた梅田の地下街はちょっとした地下都市と言える規模。東京駅や新宿などは「地下道」は張り巡らされているけど、買い物を楽しめるような大規模な空間は梅田や難波と比べると少ない。
私鉄駅でみると、たとえば阪急梅田駅は3路線発着の大規模な駅で、東京ではこのような大きな私鉄の駅は存在しない。かなり人が多いので乗降人数も私鉄で全国一?と思ったのだが、Wikipediaで見てみると全国トップは京王線新宿駅ということで、よく知っているだけにちょっと意外だった。ちなみに京王線新宿駅は阪急梅田駅よりもずっとコンパクトな駅。

利用状況

阪急梅田駅の乗降客数は554,707人(平成15年)。路線別の駅としては、日本国内10位である。

* 京王新線と都営新宿線相互直通運転を行っているため、ホームを共用している。この2路線と京王線はそれぞれ離れているが、改札内でつながっているため、番線が京王と都営で通し番号になっている。なお、都営の駅と東京メトロの駅とは接続していない(後述)。
* JRを除く駅としては、乗降客数が71万人と、日本一を誇る駅である。