ヨドバシakiba開店!!! 斬新な展示・書店にはがっかり

開店初日のヨドバシカメラakibaに行ってきた。仕事を終えて夕方6時過ぎに秋葉原の駅に降り立った。最初に感じたのはJR秋葉原駅の人の流れはすっかり変わってしまったということだ。再開発が始まる前までは、山手線や京浜東北線のホームから昭和通方面にいくのには一度3階の総武線ホームまで階段で上って、浅草橋よりにあるエスカレーターから一気に1階に下りるしか方法がなかったのだが、今は階段を下りたらすぐだ。先日新設された中央口には、TX(つくばエクスプレス)の駅があるので利用する人が多いが、きょうからはこれに加えてヨドバシカメラを利用する人々でますますにぎわっている。中央口を出て信号をわたるとものすごい人の数.....。新聞によると開店時には五千人の人の列ができていたとことだが、明日からの三連休はもっとすごいことになりそう。

akibaバージョンのヨドバシテーマソングを聴きながら、混雑の中エスカレータでまず7階まで上ってみた。ここには書店(有隣堂)などがある。このフロアのかなりの面積を使っており、規模はそれなりに大きい。早速コンピュータ関係のコーナーを探してみたが、なかなか見つからない。書店内の案内板もなかなかみつからない。店内をぐるぐる回ってレジの近くにようやく案内板を見つけた。書店の各コーナーがアルファベットと数字の組み合わせで表示されている。ここで「コンピュータ」の文字を見つけ、それらしきエリアに直行してみたのだが、なぜか見つからない....。何回かぐるぐる回ってようやく発見した。なんと壁伝いの本棚がいくつか割り当てられているだけで、品揃えも非常に寂しかった。秋葉原であれだけの規模の書店を出店するのであれば、客のニーズはおのずから決まってくると思うのだが、コンピュータ関係のコーナーは拍子抜けするほど狭かった。2階フロア全体をコンピュータ関係に割り当てている書泉とは対照的だ。これが吉と出るか凶と出るかはわからないないが、少なくとも私はもうここを利用しないだろう。

次にエスカレーターで8階レストラン街に向かった。なにか食べようかと考えていたが混雑に負けて断念。トイレに向かったが入り口が入り組んでいて男女の入り口が非常にわかりにくい。私の前に居た家族連れも困っていた。どのトイレもこうなのかと、たまたま通りかかったフロアの反対側のトイレものぞいてみたが、こちらは出入り口がすっきりしている。結構いろいろなお店があり、いままで食糧事情があまりよくないといわれていた秋葉原も、汚名返上となるかもしれない。

最後にエスカレーターで4階へ。ほんとうはもっとゆっくり見てまわりたかったが、下の階ほど人が多く、とてもゆっくり立ち止まれる状況ではなかったので、数週間後に落ち着いたらあらためて回ってみようと思う。で、肝心の店内だが、一部報道されていたがメーカー別の展示となっており、これはなかなか斬新だった。たとえば東芝のエリアに行くと、テレビ・DVDレコーダ・その他機器が東芝製品でそろえられており、またメーカー間には仕切りが設けられているので、まるで東芝専門のショップに来た感じだ。ほかのメーカーについても同様。メーカー指名で購入するお客さんにとっては非常に使いやすい配置だろう。オーディオ関係も同様で「BOSEのエリア」「パイオニアのエリア」などは透明ガラス?で囲まれているので、スピーカーを鳴らしてみての品定めもやりやすそうだ。一つ一つのブースは非常に広く感じた。