コードを読む習慣

私はコンピュータが好きで、プログラミングも大好きである。一番経験期間が長いのは、Cである。(余談だが、Cを「C言語」というのはキライだ)オブジェクト指向言語と呼ばれているものは、あまり経験が無い。以前より仕事の関係でC++を少しかじっているのと、数年間のJavaの経験、そしてRubyを最近はじめた程度である。Squeakはおもしろそうなのでいじっているが、こちらは試行錯誤の段階で入門以前である。自分にとっての新しいことは好きだし、ソフトウェアなどの興味のある分野であれば、自分にとって未知の分野にであうことは、本当にいまでもわくわくする。自分の道具としてのメイン言語は、現在はJavaである。なにか小物を作ろうとしたときには迷うことなくJavaでコードを書き始める。
ところで、日経バイトで「青木淳プログラマ道場」という連載が先月(4月号)から始まった。これからプログラマを目指す人に向けて書かれているのだが、先月も今月も切り口がおもしろい。新人以外の人にもおすすめである。今月もいろいろ書かれているのだが、この中で、他人の書いたプログラムを読む大切さが書かれている。わたしもそのとおりだと思う。ただ、日本の場合、パッケージソフトを開発する企業の中では従来から「できるだけ自社以外(オープンソースも含む)のコードには触れない」という不文律が、少なくとも最近まであったのではないだろうか。これは、製品のオリジナリティーを確保する(特許などに関するリスクヘッジ)ということもあるだろうが、プログラマの生産性を下げている要因のひとつではないかと思っている。自分自身もあまり他人のソースコードを読むという習慣がなく、大いなる反省点だ。