今度のiPadもアップルらしいなぁ

新しいiPadは鮮明な文字を表示してくれるので長時間使っていても目が疲れない。今までの倍の264dpiという値については、ある程度の数の漢字を正しく表示するには本当は最低これくらいは必要なのではとさえ思える。私が解像度のスペックを最初に聞いた時に思いうかべたのは「4倍になったピクセル数を生かしてより多くの情報を一度に表示させるアプリケーション」。でも実際に使ってみて、前機種(iPad / iPad2)で動いていたいつものアプリケーション表示の高品位化こそ今回のiPadの大きな価値では?と考えるようになってきた。
入手前の時点ではフルHDWUXGAを超える2048×1536ピクセルの画面にXGAの時と同じ情報量‥というのは現時点では非常に贅沢なリソースの使い方だし、それに触れるときのインパクトもそれほど大きくないと考えてしまう。でも実際に使ってみて明らかな違いに気付く。文字が細部までくっきり映る。いままでのPCやMacでもアプリケーションの設定でフォントサイズを調整すれば同じようなくっきりした文字を映すことができる。でも文字サイズが大きくなってしまい常用には堪えない。新しいiPadは、いままでの環境でそれができてしまうというのがすごい。iPhone3GSからdpi値が大きなiPhone4/4Sへの移行でも同じことが言えたけど、iPhoneが画面が狭いしじっくり文字を見るような使い方はiPhoneよりもiPadの方が適任だろう。店頭でちょっと触っただけだとなかなか気づかないかもしれないけど、時間が経つほど実感できる。
使い始めてから半日ちょっとの時点で非常に満足している。ちなみに初代iPadも表示品質は良い。ツイッターのタイムラインをMacBook Air(2011)と同時に表示させて並べてみても明らか初代iPadの方が見やすい。このことはTwitterでも時々つぶやいている。でも今回のiPadの表示品質はさらに上回っている。
15インチ程度のサイズで264dpi程度だと解像度は4K2Kクラスになるのだろうか?次に発表されるMacBookにはとても期待している。

【追記】4K2Kではなくて"3K2K"程度かな。