iPod nanoを購入した

昨日、iPod nano(16GB)を新宿のヨドバシで購入。ポイントがたまっていたので、ほとんど負担なしだった。入手した16GB(シルバー)は、レジで注文したときにお店のフロアー在庫が無くて他の階から取り寄せてもらった。

nanoシリーズの使用は今回が初めてになる。先日購入した3G iPod shuffleを音楽やPodcast聴取のメインに使っていたのだけど、VoceOverでの選曲がわずらわしくなってきたのと、プレイリストを再生しているのになぜか「すべての曲」に勝手に移行してしまったりプレイリスト選択のための操作をしてもなぜか選択状態になってくれないという現象に遭遇し、ちょっと嫌気がさしていた。あと、本体発売後すぐにでも発売されると予想していた純正以外のイヤフォンを接続するためのアダプタがいっこうに発売されず、耳から外れやすい付属のイヤフォンを使い続けるのも嫌だったし、FMラジオをいままではiPodとは別にカバンに入れて持ち歩いており、カバンが重くなる原因にもなっていた。

実はiPodとFMラジオとの組み合わせは、「iPod Radio Remote」 を対応iPodに接続することにより実現できていた。これは2006年1月の発表なので、もう3年半以上前になる。私も、当時使っていた第五世代iPodに接続して使っていた。最初はよかったのだけど、徐々にリモコンがわずらわしくなってきたのと、数ヶ月でFM受信の調子が悪くなってしまい、それ以来使わなくなった。

その後、ソニーWalkmanではFMチューナー内蔵の機種が発売され、うらやましく思っていた。何年かたってようやくiPodが追いついたといった感じ。今回アップルが「ライブポーズ」と呼んでいるFM放送をバッファリングする機能は、非常に重宝している。(第五世代iPodと「iPod Radio Remote」の組み合わせでは、日本国内では単に受信することしかできなかった。)
「ライブポーズ」を常にONにしておくと、常にバッファリングされる状態となるので、直前の15分までならば放送をさかのぼることが出来、うっかりした聞き逃しにも安心して対応できる。「この曲もう一度聴いてみたいな」という時も助かる。それに電車に乗っているときにも役に立つ。たとえば、電車に乗り込む前にいつの間にか5分前の放送を聴く状態になっていて、乗っている電車が地下区間に入っても放送を聞き続けることが出来るというのをきょうの朝に体験した。バッファリングされていることに気付かずにトンネルに入ったので、トンネル内でも明瞭に放送が流れてきて最初はかなり驚いた。ちょうど終点駅に着く頃にトンネルに入る時点での再生となったので、約5分間トンネルの中でも途切れることなく放送を楽しめた。
という具合で、「ライブポーズ」をONにすると、FMラジオの操作がちょっとわずらわしくなるのだけど、それ以上のメリットを感じているので、常にONにしている。アップルおすすめの使い方とちょっと違うけど。
その他、iTunes9との組み合わせでの新機能などもあるけど、これらは追々試していこうと思っている。