iPhone OS 3.0を一日半使ってみて
待ちに待ったiPhone OS 3.0を一昨日夜にインストールした。インストールはすんなり終了し、バックアップの時間も2.xの時と特に変化なし。(iPod touchにて1.xから2.xにした時は、ByLineインストールの有無でバックアップ所要時間が大幅に変化した)
- 最初に気がついたこと
- Spotlightはメールの本文を検索対象としてくれない。
- 標準アプリ「メモ」が母艦のMail.appと連携するようになって、一気に実用的になった。Spotlightの検索対象にもなるので、これからは「メモ」を使っていこうと思っている。
- 日本語入力は2.xの時に比べて緩慢になった。特に最初の数文字を入れてから待たされる事が増えた(先行入力できるので許せるけど)でも、もしかしたらバックグラウンドでのSpotlightインデクス構築がまだ終わっていないのかもしれない。ということで数日様子見のつもり。
- アプリへの影響(本日20時現在)
- WifiTrakが「WiFiスキャナーを正常に初期化できませんでした。」と表示して起動しない。【2009/6/28追記】バージョン2.5にアップデートされて、正常に起動するようになった。
- TwitterFonで、「Mentions」「Messages」が空となってしまうことがある。アプリを再起動すると直ることが多い。
- Safari関連
- その他
- 選択範囲の位置決めUIは良くできていると思う。
- 独自にクリップボード機能を実装している従来のアプリに関しては、私が試した限り3.0のクリップボード機能と併用できる(それぞれ独立して動作する)。(例:BB2C)
- 「設定」で英語キーボードをOFFにすると、英語キーボードが本当に表示されなくなる。
- ただし、全てのキーボードをOFFにしてホーム画面に戻ると、日本語のキーボード全てと英語キーボードが勝手にONとなる。
- ntpや3Gネットワークを利用したシステム時刻の自動修正は、あいかわらず無し。
- Twitterクライアントなどで、フリックしてもスクロールが微妙に追いつかなくなったものがある
- クリップボードメニューが(長押ししても)出てくれないことがあった
いろいろあるけど、やはり私にとっては「メモ」の進化とクリップボードや未変換文字・文節の修正などの機能追加は非常に大きい。少なくとも日本語テキスト入力が主体の人はバージョンアップの効果を十分感じることが出来ると思う。