久しぶりに半田ごて握った

家に帰ると小さなパンダの扇風機が居間のテーブルに置いてある。家族曰く「拾ってきたのだけど動かない。電池が切れているみたいだけど、電池のふたがねじ止め式でドライバーが無いから開けられない」とのこと。そこできょう寝る前に電池を入れ替えておこうとドライバーを捜し出して保管してある新品電池に入れ替えてみた...けど動かない。orz 観察してみると電池ケースからモーターにかけての配線があやしい。入念に配線をたどっていくと、どうやら可動部(扇風機の首部分)に無理な力がかかってモーター部分のリード線の半田付けがとれてしまっている様子。(おそらく前の持ち主はこれで動かなくなって捨てたのだろう)そこで分解しようとしたのだけど、プラスチックのツメの部分が溶かされていて分解不可能。しょうがないのでピンセットで電池ボックスのリード線を引っ張り出し、本来とは違うルートで線を引き回し、モーターの端子に半田付けすることにした。
最初に配線用のリード線の確保。リード線は秋葉原で買いおいた分がどこかにしまってあるはずなのだけどどうしても見つからない。しょうがないので手持ちのワニ口クリップのうち1本に少し短くなってもらうことにした。(^^; 次に半田や半田ごてやワイヤーストリッパーやピンセットやらの確保。これも1年半ほとんど暮らしていない部屋から探し集めるのは大変だった。モーターの端子はプラスチック製のカバーの内側にあるので、できるだけきれいに仕上げるためにあれこれ考えた末にカバーの通気用の穴をヤスリで削って半田ごてを差し込み結線することでようやく扇風機が動き出した。半田ごてを握るのは一年半ぶり。