iPod touchとアドエスとGoogle Reader

最近、外出先でのWebブラウズはiPod touchアドエスの組み合わせを使うことが多くなった。割合で見てみると、P903iTV+jigブラウザが3割で残りがiPodTouch+アドエスといった感じ。アドエスOperaIEは全く使用せず、アドエス側でZeroProxyを実行させておいて鞄に入れておき、iPod touchでブラウズするというスタイルが定着している。きょうも仕事が終わった後に近くの喫茶店で1時間ほどこのスタイルでWebブラウズを楽しんだ。ブラウズにアドエスを使わないでiPod Touchを使う大きな理由は、MobileSafariの操作性の良さと表示されるフォントの美しさ。同じページを表示させたときのレスポンスや広さ(解像度)はアドエス上のIEOperaにはかなわないけど、iPod touchでのブラウズは、このデメリットを補ってあまりあるほどの快適さ。
ただ、前にも書いたことがあるけどiPod touch側でサイズの大きなWebページをリクエストすると、アドエスからのデータ転送が途中で何度も止まってしまい、すべて表示されるまでにかなり待たされてしまう。Willcomが提供している高速化サービスをオンにしてもこの状況はかわらない。私がいつも訪問するサイトはどこもこの状態で、快適なブラウズからはほど遠い。かといって携帯電話向けにサマリされた「携帯電話向けページ」をiPod touchで見るというのも悲しいものがある。そこで私がいつも利用しているのはGoogle ReaderGoogleのページからたどるとiPod touch / iPhone向けにレイアウトされたページが送られてきて、快適にブラウズできる。またコンテンツをチェックしてページ一覧に戻るときもiPod touchのキャッシュに一覧が残っているのか、一瞬で表示されることが多い。
私のGoogle Readerの使い方を簡単に書いてみる。毎朝出かける前とかにPC上で未読エントリの一覧を表示させて興味のあるコンテンツに片っ端からスターを付けておく。外出先ではタグ指定を"Starred"として自分で読みたいエントリのみを一覧表示させ、ひとつずつ閲覧する(画像)。各エントリのオリジナルページを表示することはできない(Googleによってレイアウト等が加工されたページとなる)けど、今のところこれで特に不便を感じることは無い。データ転送量が少ないので、64K回線のアドエスとの組み合わせでも快適なWebブラウズが可能となる。EM OneとiPod touchの組み合わせはわからないけど、アドエスの場合は回線速度が遅く、上に書いたような現象もあるので、外出先にて限られた時間で多くのページを閲覧したい時はこのような工夫が必要となる。