上海が便利になる

中国民航総局の楊国慶副局長と日本国土交通省冬柴鉄三大臣は25日、北京で上海虹橋空港と東京羽田空港間の定期国際旅客チャーター便の会議覚書を締結した。
 協議によると、上海虹橋空港羽田空港間の定期国際旅客チャーター便
は2007年末以前に就航予定。条件が整えば今年10月8日前後から運営を開始するという。就航当初は、日中両国から毎日各2便の運航となる。

虹橋空港はもともと中国国内線専用の空港で、東京では羽田空港のような位置づけ。おそらくまだ地下鉄は開通していないのだろうけど、上海中心部まではタクシーですぐ。一方国際線が発着する浦東空港は、かなり遠い。東京と成田の間くらいという感覚だった。
私が行ったときは、虹橋空港から上海中心部までのタクシー利用は、なかなか大変だった。かなりの長い行列に並ばされて、並んでいる最中も白タクのおっちゃんからのアタックが激しいかったりする。これを無視しつつ列の先頭になるまで待たなければならない。
一方浦東空港リニアモーターカーやバス路線が整備されていて、その点では利用しやすい。タクシーの待ち時間まで考えると、報道されているよりも両空港での時間差は小さくなるかもしれない。それとも最近は改善されているのかなぁ。