新製品ラッシュ

ボーナスが近いせいか新製品発表が目白押し。
仕事から帰ってWebを見て最初に目に飛び込んできたのは、ソニーのVAIO TypeU、特にHDDレス版W-ZERO3を思い浮かべるキーボードや16GBフラッシュメモリ搭載。ちょっと厚く・重いが、高速起動と長時間駆動が実現できるのであれば、アプリケーション次第ではかなりヒットするかも知れない。PDAの代替ではなく、新しいジャンルの製品と見た方が良いかも知れない。電池がもう少し長持ちすれば魅力的だが、フラッシュメモリ版のスペックはまだ発表されていないので、電池持続時間や重量などが、より魅力的な内容であることを期待している。
次に目にとまったのは、東芝のDVDレコーダVARDIAシリーズ。型名に「RD」が付いているので、従来通りRDと呼べないこともないが、東芝は新いブランドとしてリリースした。目玉は「デジタル放送のW録」だが、すでに日立が実現済みなのでインパクトは弱い。DLNA対応なので、LAN経由で他の場所からも視聴できたりするが、これもアピールするにはちょっと弱いと思う。すでに12倍速のDVD-RAMドライブが流通しているので、対応しても良かったのではと思う。(メディアの入手性はまだまだ低いが)あとは従来からの弱点であるメディア認識や起動の高速化を是非実現して欲しい。ただ、従来よりのGガイドとは一線を画した番組表機能を引き続き今回も搭載している点は評価できる。ハイビジョン番組は確かにきれいだが、タイムシフト用途ではいまのところ手持ちのXS53/X5で十分なので、購入については今回はパス。コピー制御のおかげでiPodなどで録画した番組を視聴できなさそう..というのも買わない理由の一つ。(べつにこの機種がどうこうではなく、現在のデジタル放送の仕組みが悪いのだが) でも、思うに最近のRDシリーズはどうもパワーがない。新製品を発表してもそれほどインパクトを感じないのだ。XS40発表の時はネットdeナビに驚かされ、XS41の時はマルチタスク動作とネットからの自動番組名取得、X4EXではADAMSベースのEPG、XS53ではW禄やスカパー連動... 他のメーカーを全く寄せ付けず、本当に驚きの連続だったのだが、デジタル放送に関わり始めたRD-X6あたりから、この「驚き」がなくなってしまった。
最後に目に飛び込んできたのは、MacBookiBookの後継製品だが、コストパフォーマンスが非常によい。液晶画面の解像度が1280x800のワイド画面だという点も気に入った。光沢がある液晶画面を嫌う人が多いが、わたくし的にはOK。(VAIO TypeTでも問題なしなので)これでもっと軽かったら一発で「ぽち」っとしてしまう。こんど渋谷のAppleストアに行って現物を見てみよう。