中国のホテルでのネット接続

今回宿泊したのは北京の北東部にある某ホテル。到着後、早速ネット環境をチェックした。モジュラー式の電話があるけど場所は枕元でコンセントからは遠く、持参したノートPCへの接続は難しい。宿泊の案内(中国語と英語で書かれている)を読んでもネット接続に関することは何も書かれていない。半ばあきらめつつ部屋中コンセントを探したら、置物の陰にイーサネット端子とケーブルを発見した。接続してブラウザを起動するとログイン画面が表示される。タイトルに「中国電信」と表示される。ページにはログインボタンしかなく、IDの入力は必要ないようだ。また、同じページに料金に関することも書かれている。1分間の接続で0.3元とのこと。1時間ネットを使うと200円強となる。早速ログインボタンを押すと難なく接続し、日本のサイトも問題なく閲覧できる。しかし、喜んでいたのもつかの間で、接続してから10分程度で強制的にログイン画面に転送されてしまった。一定時間でログイン状態が切れるようで、その後しばらく接続できず1時間程度してやっと接続できたと思ったらすぐに切れてしまう....という状態で、接続が非常に不安定。二日目はログインページは表示されるのだが、何度ログインボタンを押しても再びログインページに転送されてしまい、この日はネットを使うことは出来なかった。結局3日間の滞在でネットはあまり使えなかった。ホテルをチェックアウトするときの精算で「通信費用 15元」となっていたので、トータル50分間利用していたことになる。以前、大連や北京の別のホテルで電話線につなげてダイヤルアップで接続した時は安定していた。上海のホテルではブロードバンド接続が快適に利用できた。今回は今ひとつである。