京ぽん2を半月使ってみて

新宿のドトールに居る。
早いもので、WX310Kを発売日に購入してから既に半月以上経過した。使ってみてみて「おや?」と思う現象が結構ある。それらを棚にあげれば、今までの京ぽんと比べると非常に快適で、現状でほぼ満足している。(ネット接続中にメールが着信すると切断されてしまうのにはさすがに閉口したが)
一番良かったのは、端末本体のレスポンス改善である。キーを押してから反応するまでの時間が長いと普段からその端末を「さっとポケットから取り出して使う」という気が失せてしまう。先代の京ぽんがまさにそうだったし、私がドコモの携帯電話をムーバからFOMAに変更しない理由の一つもこの点だ。京ぽんはこの「もっさり」のおかげで、せっかくの定額料金なのに利用率は低かった。通信速度は4xになって確かに良くはなっているが、別に1xでも問題ないのではと思い始めている。少しx1接続で試してみて差し支えがなければ、データ定額プランをやめて以前のx1定額+AB割に戻そうかと考えている。(契約上、戻れるのかどうかは要確認だが..)レスポンスに関してはWX310Kに加えて姉妹機のWX300Kも良くなったという報告があるので、これから買い換える人はどちらも有力な選択肢となりうるだろう。
これに関連するが、画面表示の倍率が細かく設定できるようになったことと、倍率変更がワンタッチで行えるようになった点も大きい。ウェブ画面を見るときは、スモールスクリーンモードの倍率100%としているが、ちょっと文字を小さくして全体を見渡したいときも左のボタンを何回か押せば良く、倍率も10%単位で設定されるので、自分にとってベストな状態でブラウズできる。キーを押してから表示に反映されるまでのスピードは(表示しているページにもよるが)だいたい2秒ほどで、徐々に倍率を小さくしてもストレスは感じない。
ウェブが全画面で表示できる点も見逃せない。QVGAの画面を生かして多くの情報が表示できる。ただ、一番上の行がステータス表示と重なってしまっているのがちょっと惜しい点かも。(ステータス表示のON/OFFがワンタッチで切り替えれれば良いのにと思う)
唯一の大きな不満点は、日本語入力である。(これは京ぽんも同様)2タッチ方式は慣れるまでに時間がかかるが、慣れてしまえば確実に5タッチ方式よりも快適に入力できる。文字によっタッチ数が違う5タッチ方式は、リズミカルな入力ができず、どうも私には合わない。2タッチ方式の追加は、アップデートプログラムとしてはあり得ないだろうが、次の機種ではぜひ実現してほしい。ただ、インライン入力であることは評価できる。
メニュー操作に一貫性がなかったり、品質面で多くの課題を抱えている点も確かに不満点ではあるが、(少なくとも不具合は)アップデートで徐々に直っていくだろう。

現状私が遭遇した不具合は、現時点では以下の通り。

  • ヤフーオークションのパスワード入力で文字が逆順に入力されてしまう(再現性なし)
  • ブラウズ中に突然電源断(Bluetooth通信後に発生する確率が高い)
  • メールが着信すると通信が切断
  • メールが着信すると、接続不可(電源OFF->ONで回復する)
  • 閉じている状態から開いても数秒間(最大5秒程度)真っ暗
  • Flashプレイヤーを購入処理したのに、Flash使用設定をONにできないこれは表示モードがフルスクリーンモードでなかったためだった。フルスクリーンモードにしたらONにできた。 thanks >通りすがりさん