つくばエクスプレス乗車レポート

夕方のほんのわずかなひと時だったが、つくばエクスプレスに乗車してきた。区間秋葉原から北千住まで。わずか10数分であったが、料金は280円。運賃はがんばっているそうだが、それでも結構高い気がした。最初に地下鉄の岩本町駅を降りて、歩いて秋葉原方面に向かった。

するとワシントンホテル付近で突然信号機(いままで無かった)。そして秋葉原駅方向に道路が開通しており、その左側にJRの新しい改札口のと、つくばエクスプレスの駅入り口が出来上がっていた。なにより驚いたのは人の多さ。地下に降りる前にエスカレーターに並ぶという状況で、この鉄道への注目度の高さが十分わかる。エスカレーターをいくつも使って降りていくとやがて改札が現れた。途中、広告看板は非常に少なかったが、通路の中央にぽつんと「あきばおー」の広告が鎮座しているのにはびっくりした。

改札にたどり着いて切符を買おうと思ったが、切符の販売機がかなり混雑していたのでパスネットで改札を通過。ホームまでまたもや長いエスカレーター。

各駅停車に乗り込むと、乗車率150%程度と思われる混雑。電車は滑り出すように秋葉原を出発した。新しい路線だからなのか、横揺れが非常に少なく乗車感は非常によろしい。駅間の地下トンネルでも携帯電話(ドコモPDCiモード)は問題なく利用できた。北千住で下車したが、もっと乗っていたかったくらいだ。北千住でホームを観察。乗り換え案内図は大型のもので、なかなか見やすい思う。(常磐線など、つくばエクスプレスと全く接続しない路線の駅もある程度載っている)

北千住で降りて、一度改札を出て駅前へ。交通の便がもともと良く、非常ににぎやかな街だ。
再びパスネットで乗車。秋葉原まで戻った。初めて電車に乗ったときに感じたのだが、電車内が非常に広く感じる。最初は床のしま模様による視覚効果かと思ったのだが、秋葉原行きの電車で初めて座席に座ってその理由が判った。座席の奥行きが短いのだ。座ると妙に太ももの先が寂しい感じがする。長時間座るときにしんどくなるかならないか微妙なところだが、これで足を投げ出して座るようなまねをする人が減るのかもしれない。