TypeT現状報告

VAIO TypeTは、いつも持ち歩いてはいる。実際に移動先で広げて使うことはあまりない。私の会社では仕事関係では私物のパソコンは使用禁止なので、TypeTはもっぱらこの日記の更新を含めたプライベートなことのみに使用している。TypeTで最初に不便だと感じた点は、USB端子が左側にしかないという事だ。私は左利きなのだが、スプーンは右手で持ち、マウスも右手で操作する。右側にマウスを置くとどうしてもマウスケーブルはTypeT本体の周りを半周引き回す形になるので、ちょっとわずらわしい。TypeTタッチパッドの操作感がどうも以前使っていたシャープのノートPCに比べても悪く、最近マウスの出番は多くなってきている。キーボードに関してはもうすこしストロークがほしいが、薄型の本体ということで仕方がないだろう。バッテリーの劣化はほとんど感じない。最近はディスプレーを明るくしたまま操作する傾向があるので、実質利用可能時間は5時間程度と思われる。ただ、まだバッテリー不足となるまで使ったことが無いので、実際のところはなんともいえない。
TypeTにインストールしているプログラムは、Web ブラウズのために必要なFireFoxRSSリーダー(FeedDemon)、そしてJ2SE SDKやviやEclipsなどのJava開発環境だ。他にEchoLinkをインストールしており、外出先からアマチュア無線の交信ができるようになっている。あと、iTunesQuickTimeプレーヤーもインストールしているが、音楽についてはHDDウォークマンで、動画については、TH-55で十分なので、これらのプログラムの稼働率は限りなくゼロに近い。あと、母艦からTypeTを操作するためにVNCをインストールしているが、これは本当に便利。TypeTのデスクトップが母艦の画面上で一つのウィンドウとなって表示され、マウスやキーボードによるTypeTの操作も自由に行える。無線LANで接続すると、TypeT側のウィンドウを動かしたりするとちょっと引っかかりを感じるが、基本的には問題ない。お勧めである。