ムラマサ近況

ソフトウェアの入れ替えで復活したムラマサだが、使ってみて現在でもおおむね満足しているが、気になっている点がいくつかある。
最初は、やはり速度の問題。私のデスクトップの環境に比べて非常にもっさりしている。これはスペック的に致し方ないことではある。テキスト入力ではまったく問題ないが、複数のWebブラウザウィンドウを同時に開くともたついてしまう。それと、プログラム開発環境をインストールすると、やはり反応の重さが気になってしまう。最近量販店の店頭で最新型のノート機を触る機会が時々あるのだが、どの機種もわがムラマサよりもレスポンスはすこぶる良好である。
次に、液晶画面表示。基本的に本体をむき出しの状態で鞄に入れて持ち歩いているが、満員電車に乗ってしまうこともたまにあり、そのときに本体(液晶部分)に圧力がかかったせいか、ところどころに黒ずみが見られる。黒ずみの程度は、現時点では我慢できる範囲内である。液晶を外圧からどのように保護するのかというのはおそらくメーカーも苦心しているのだろうが、PC-MM1-H1Wの場合は「薄さ」がアピールポイントであり、かなり難しいのかなぁと思ったりもしている。それと、時々鞄を硬いものにぶつけたりうっかり地面に落としたりしているせいか、ヒンジ部分が変形してしまって、表示部を開閉する際にふたの一部が本体に当たってしまうようになった。
電池の持ちは目に見えて悪くなってしまった。フル充電状態で起動すると、インジケーターに表示される電池の残量が2時間を切ってしまう。(購入時は3時間弱だった)一時期、まったく利用しない日でもクレイドルにセットして充電を繰り返していたが、これが電池の寿命を縮めたのかもしれない。リチウムイオン電池を含めて一般的に二次電池の寿命は充電回数に関係してくるということなので、このあたりは他の機器も含めて最近は注意を払っている。