イーモバイルin東海道新幹線

きょうは新大阪から東京まで新幹線を利用。せっかくなのでデータ通信カードの接続具合を試してみた。PCとデータ通信カードの組み合わせで通信速度測定サイトで下り速度を測定した。使用機器は、昨日購入したデータカードD01NEVAIO TypeT。窓側の座席のテーブルにノートPCを置いて、アンテナは垂直方向に伸ばしっぱなし状態。
最初は新大阪停車中の新幹線車内。ここではなんら問題なく利用できる。速度は1.5Mbps程度。新大阪を出発し、最初の4分程度は1.5Mbps前後。その後2分間の無反応区間をはさんでさらに2分間程度利用できた。このときの速度は0.5Mbps程度。再び数分間途切れて、京都駅到着のアナウンスが流れる頃に復活。京都到着までの2分半は約1.8Mbps。そして京都駅停車中は、1.7〜2.1Mbps。京都駅を出発してからは一分半程度は接続できていたが、その後トンネルにはいると、次の名古屋まで無応答。
名古屋駅到着のアナウンスが流れると再び利用できるようになり、速度は0.6Mbps〜2.2Mbpsの間を変動している。名古屋駅に到着すると2.6〜2.8Mbpsで安定。名古屋駅を出発してから5分程度は、徐々に速度が落ちつつも何とか利用できた。
次にデータカードが反応したのは首都圏に入ってからで、場所は横浜市内。まず新横浜を通過する少し前あたりで0.6〜1.1Mbps程度。多摩川を渡って東京都内に入ると約1.8Mbps。その後東京駅到着までは1.1〜2.8Mbpsの間で安定して通信できた。

時間にして、新大阪駅を出発してから京都駅を出発するまでの17分間程度(途中、中断箇所あり)、名古屋駅周辺の10分間程度(名古屋駅停車時間を含む)、東京着直前の17分間程度(品川停車の場合)が現時点でのイーモバイルの利用可能な範囲。2時間半の旅で40分ほど利用可能だということになる。この40分をどう考えるのかは人それぞれだと思うが、私は現時点でも意外と使えるのではという印象を持った。のんびりとウェブページを見るのであれば、まだあまり実用的ではないけど、たとえば新大阪を出発してからメールを受信し、名古屋や新横浜近辺で返信するといった使い方であれば、現時点ですでに実用的な状況かも知れない。メール返信のための接続タイミングも、名古屋駅到着のアナウンスや新横浜通過の車内表示を目安に出来る。

ということで、今後のエリア拡大が非常に楽しみ。
今回は速度測定のページしか開かなかったので、高速移動時のハンドオーバーの実用性についてはよくわからなかった。大阪に戻るときにはYouTubeなどを見てみようと思う。